「あらすじで楽しむ世界名作劇場」にガッカリした件
昨日、テレビで「あらすじで楽しむ世界名作劇場」ってのやってたんですよ。
この番組はシンデレラや舞姫や人間失格をあらすじで最初から最後までを15分くらいにまとめて紹介するっていう内容。
そんなわけで、昨日は「カラマーゾフの兄弟」のあらすじと結末を――今読んでいる最中にもかかわらず――知ってしまってなんとも表現しがたい気持ちです。
日テレのバカッ!
見なきゃよかった・・・。
見所が俺とは違う点
しかしながら、番組で取り上げられていたのはフョードルの殺人事件と犯人についてのみであり、そこは取り立てて重要ではないと俺は思っているので、それは読んでる最中の身としてはよかったと思います。
複雑すぎて、自分ではまとめることができないのが歯がゆいですが、殺人事件はオマケと感じています。人の幸せはどこにあるのか?それを物や金で実現しようってのは違うくね?そういうことを言いたい物語だと思うんです。
だからこそ、東大教授が新入生に読ませたい本として選んだのではないかな?と思ってるんですが、どうなんでしょうか?