勉強ノート - 方法序説(1)

 第1部を読み切りましたよー。
 読み切ったっていっても10ページしかないんですけどね。短いくせに刺激が強い><;
 付箋紙を重要な所に張りながら読んでるんですけど、付箋だらけだー・・・。

 ※青地は自分の感想です

第1部 学問に関する様々な考察

  • 正しい分別(真と偽を区別する能力=良識)はすべての人間が平等に持っている。
    • 動物と人間を分ける唯一のもの
    • 人と意見が食い違うのは分別のある/なしではなく、分別の道筋が人それぞれだから

 デカルトですら「他の人たちと同じくらい頭が良かったら良いのになぁ」とか考えていたってのが面白い。350年前の人も現代の人も、考えてる事は変わらないですな。医学を修めて数学とか勉強しまくりの人ですよ?普通に頭良いと思うんだけども・・・。
 それゆえに、「みんな同じ人間なんだから、分別はみんなに備わってると思いたい」=ちゃんとした方法で勉強すれば人並みの精神を持てるよ!って事らしい。俺みたいなバカでもどうにかなるかなー?デカルトの予想GUYだと思うぞ、俺のバカさは。

  • 本を捨てた方が良いかもよ
    • 本は読む事は過去の一流の人たちと語り合うに等しい(しかも彼らの思想の最高の部分だけになっている!=マグロの中落ちって事か)
    • が、本に依存しすぎると現在の事がおろそかになる。
    • 歴史書からは平凡な部分がたいてい省かれているように、全部が本に書いてあるわけじゃない
    • 世界という大きな書物に真理があるのだよ

 じゃ何でこの人は本を書いたんだ(汗
 しかしデカルトは「本を理解する事も重要」とも書かれています。こうやって自分も勉強できてますし、本は大切だ。うんうん。
 つまり論より証拠って事ですね、わかります。

  • 自分で経験しよう
    • 様々な人たちと交流しよう
      • 一つの事柄には一つの真理しかないはずなのに、誰かに聞くたびに違う答えが出てくる
      • どれも正しく聞こえるが、真らしく見えてるに過ぎないものはすべて「偽」とする
    • 挑戦して、反省して、利点を引きだそう
    • 自分の中の常識だけで判断しない。(例えば、捕鯨問題。日本的には鯨は食べ物だけど、オーストラリアじゃ鯨は人間並の扱い。どちらが正しいかを前例と習慣だけで判断したらダメって事)

 本を捨てて色々経験したおかげで、机にかじりついていたときよりも沢山の事を学んだと思うよ。この数年間で経験した事を書いておくので、読者諸君はそこから自分なりに学んでね。俺の考え方が間違えているかもしれないのであしからず――。


 って感じで第1部は終了です。何度も読み返しながらブログにまとめてますが・・・濃いなぁ。SICPを読むときも、全部を鵜呑みにしないように心がけよう。何が真で何が偽か。その見極めが大事なんでしょう・・・。

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