13歳からの人を動かす

13歳からの「人を動かす」―人に好かれる女の子になる8つのルール

13歳からの「人を動かす」―人に好かれる女の子になる8つのルール


 D・カーネギーの名著、「人を動かす」のティーンエイジ版を見つけたので、買ってみました。
 買ってから女の子向けだということに気が付いたという。


 齋藤孝式の三色ボールペン術を駆使しながら100回は読みたい内容ですな。
 これがティーンエイジ版だとするなら、本家本元の「人を動かす」はどんだけためになるんだ!と思いました。ただ、ものすごく難しいと耳にしますので、本家に躊躇なさってる方は、まずはこちらのティーンエイジ版を読んでみるといいかも。


 なぜこんなものを買って読んだかといえば、マネージャーから「群衆君にはいい意味でベテランの仕事を盗んで欲しいと思ってる。そんでS子ちゃんの教育係としてがんばって欲しい」と期待されていることを知ったからです。


 ベテランが仕事術を俺にさらけ出させ、かつS子ちゃんが俺について来てくれるように(仕事の上でね)がんばりますよ、俺は。

笑顔でいる

 「人を動かす(13歳版)」を読んで一番自分に重要だ、と思ったのは「ほほえみは人に心を開かせる」という部分。

「ねえ、元気? わたしはつきあいやすく、自信もあって、偉そうな態度もしない。あなたに会えてうれしいな」。面と向かってこんなことは言えないでしょうが、ほほえむだけで、これだけのことを語れるのです。

 これは重要だ!
 顧客が「難しいだろうなー。言っても断られるだろうなー」と勝手に思って必要な仕様を言ってくれないかもしれない。けど、笑顔でいたら、言ってくれるかもしれない。
 S子ちゃんも、怒ってるかもしれない俺より、笑ってる俺のほうがきっと色々話してくれると思うんだ。


 そしてさらに、今の俺にとって最重要項目。

ちゃんとした服をもっていたら、車があったら、ボーイフレンドがいたら、せめてあと5キロやせたら、クラブチームのレギュラー選手になれたら、第一志望の大学には入れたら……そうしたら幸せになれるのに。これでは失望に向かっていくようなものです。幸せを自分の中に見出そうとしなければ、不幸せになるのは目に見えています。ほしい服もボーイフレンドも手に入れた、志望校にも入れた。その幸せをずっと噛みしめていけますか?

 (中略)

自分の手に届く範囲内のことを考えていれば、ほほえみの素をいつも持っていられるのです。たしかに志望校に入れたらうれしいですが、たとえ入れなくても、ベストを尽くしたと胸を張って言えるのなら、ひどく落ち込まずにすむでしょう。

 自分の中に幸せを見つける。
 これは難しい!
 けどこれが実践できれば、いつもニコニコ、朗らかな俺の出来上がりです。
 んで「人を動かす」いわく、自分の中に幸せを見つけるには、自分の信念や価値観を持つことが重要だそうなんです。


 俺の信念・・・価値観・・・
 まったくもって分からない(汗


 まだまだ色々自分を見つめなおす必要がありそうな。