自作RPGを調整中って話と、思い出話

 Windowsで動くRPGを昔作ったのですが、
 もうちょっと調整したら*1アップロードできそうなので、
 本日はその予告です。


 今回のは非常にクソゲーです。
 クソゲーと言うのもはばかるくらいクソゲーで、
 どのくらいクソゲーかというのを言葉で表現したら、
 おそらくアカウントがBANされてしまいます。
 そのぐらい罵ってちょうどくらいのクソゲーです。

思い出

 絵も音も簡単に出せる環境はあるので、
 あとは文字を表示させるプログラムと
 RPGとして必要なデータを作るだけ・・
 なーんだ、楽勝じゃん!


 と思ったら大間違いで、凄まじく大変な思いをしたのです。

RPGはデータの塊

 まず作ったのがマップエディタ。
 次にモンスターのデータ。
 「戦闘の背景なんかも、遭遇した場所に合わせて変えたいよね!」
 なんて思ったのが運の尽き。
 その絵も用意しないといけない。
 武器・防具や道具のデータ作成。


 この武器持ってるなら、モンスターをもっと強くしたほうがよくない・・?
 みたいなバランス調整の終わりなきループ。
 敵と武器と防具のパラメータがだんだんカオスに。


 ここまで作って、次は街人やイベントの処理を・・・
 あっ、そもそもシナリオを考えてない!
 みたいなね・・。

一番苦労したのは文字を出すこと

 そもそも街の人たちのセリフやイベントのフラグを起こすために
 スクリプトを処理しなければいけないんですが、
 簡単な言語処理エンジンを積まねばならんわけです。


 もはやギブアップ寸前。
 フラグで分岐くらいは実装しなければならない。
 最終的になんとか作ったものの、
 イベントシーンでキャラクターが歩きまわって・・・
 とか、そういう高尚なことはできなかった。


 更に、文字の出力だけでもうヘトヘト。
 文字を画面に出す方法はいくつかあるんですが、
 一番手間が掛からない方法*2を取ったせいで、
 メッセージが流れてる間はめちゃめちゃCPU負荷がかかる。


 もうダメだ><;

ギブアップしてリリース

 シナリオライターとして勉強をしたわけでもないので。
 よくわからない街の人のセリフ回しを
 赤面しながら書き上げました。
 一応完成の形にしてネットの片隅にひっそりアップ。
 ダウンロード数のカウントは取ってないので
 ユーザー数は不明。
 たぶんゼロでしょう。


 でも、個人的には
 なかなか緊張感がある戦闘プログラムが作れて満足、
 といった感じです。

P.S.

 よく東方Projectとか開発室Pixelとか
 「一人でゲーム作りました」
 って話を耳にしますが
 そのたびに
 「キチガイめ・・・!」
 と戦慄したりするであります。


 凡人が作れば、こんなもんです。

*1:シナリオの推敲と、タイトルの改題をやっとります。

*2:WindowsのGDIっていう、普通のウィンドウに文字を出力するための機能を使った。DirectXとしての機能を使わない分、ほんのチョイで使えるけど死ぬほど重い。絶賛放置中の黄泉路の妖狐は文字をテクスチャとして出力してるからバリバリ速い。