ぼくらの仮想世界
超ご無沙汰です。
まずはブログ巡回できてなくてごめんなさい。
不条理なスケジュールで仕事が進行していまして、
まったく他の所に手が回りません。
燃えろ、客の社屋。
ちくしょう・・・。
仮想世界の移り変わり。
忙しい中でもアニメだけは忘れず見てたりして。
フラクタルというアニメを見てて思ったことがあるので、
ちょっと書いてみます。
いつもどおり、まとめませんので、
申し訳ありませんが、想像力をフル動員して
読んでくれると嬉しいです><;
要は、
仮想世界(バーチャルワールド)を扱った作品も
時代を経ていろいろ変わってきたなーー
と思った、という話がしたいです。
恐竜惑星
1993年。NHK。
天才テレビくんの中でやってたヤツ。
バーチャルワールドの古代へワープして
結果、恐竜人類と一悶着ある話。
良く覚えてないけど、バーチャルワールドへ直接入ってた気がする。
最終的に、よく分からない理屈で
現実世界に影響を与えるようになってたなぁ。
下手するとバーチャルワールドから帰ってこれなくなったり。
コンピューターとかAI(人工知能)に
まだ夢が詰まってたんだなー
そう感じますね。
あくまでバーチャルワールドは
現実世界の延長にある感じ。
GHOST IN THE SHELL
攻殻機動隊。1995年。
当時はわけわかんなかったけど、
ネットが普及した今、改めてみると
すごくよくわかる。
脳みそがインターネットと直接つながっていて、
いつでも情報を引き出せるようになった時、
自分とそれ以外の境界線はどこにあるのか?
といった感じの話。
バーチャルワールドというより、
インターネットが人類を侵略するって感じかなあ?
全体的に現実世界のみが存在しているけど、
ゴーストハックされた人からしたら、
現実なのかそうじゃないのか分からないっていう
そんな感じの描写がある。
THE MATRIX
1999年。アメリカ。
我々がいる現実が実は仮想現実なんだよ!
な、なんだってー!
っていう話。
バーチャルワールドで死ぬとリアルでも死ぬ*1
現実世界とバーチャルワールドには明確な境界線があって、
特殊な手段がないと行き来できない。
電脳コイル
2007年。
バーチャルワールドという枠組みから、
AR(現実拡張)という概念に移行。
バーチャルワールドの情報を現実世界と重ね合わせて
メガネ型ディスプレイ(電脳メガネ)に表示。
これをかけている時だけバーチャルワールドを
見る事ができる。
いろいろやると思念体になってバーチャルワールドへ
行くこともできるけど、当然、魂的な存在だから
死んだら肉体は二度と目を覚まさない・・・かも。
ここら辺はマトリックスに似てる。
バーチャルワールドを現実世界に引っ張り出した感があるよね。
サマーウォーズ
2009年。
一番現実にありそうなバーチャルワールド。
Ozというネット上のサービスの中に
自分の分身=アバターを使って入っていく。
アカウントを取って、パスワードでログインする。
普通のネットサービスですね。
セカンドライフとかフェイスブックとか、
そういうノリ。
フラクタル
2011年。
放送中。
バーチャルワールド的な概念としてはかなり複雑。
GHOST IN THE SHELL的に
脳を「フラクタルシステム」という
コンピュータ(?)によって洗脳させる
↓
ドッペルっていうアバター的なものや、
ARとしての町並みが見えるようになる。
さながら電脳メガネのよう。
↓
みなさんコンピュータの作り出した世界で生きる。
働くのはドッペルだし、暮らす町はARの町。
しかし、洗脳を受けないとシステムが使えない。
コンピュータの神話は死んだ。
こうやって見ると、
昔は、肉体を変換してるかなんか知らんけど
コンピュータの世界へ人間は行けて、
そこでは人間と同じような知能を持った人工生命が
暮らしていたわけだけど。
今は、バーチャルワールドはサーバーの中のプログラムだし、
中には人智を越える人工生命はいない。
(でもサマーウォーズのラブマシーンはすごかったネ)
クライアントからログインしないとならないし
現実世界に影響を与えるのは
あくまでネット経由でアクセスできる範囲に限る・・・。
バーチャルワールドを扱う作家さんは、
もうちょっと夢を持って欲しいなぁ。
昔はバーチャルワールドに行けたんだから、
今度はバーチャルワールドから現実世界に来ちゃった人の
話とか面白いと思うんだ!
ショートカットのボーイッシュな女の子とか出てきたr(ry
*1:たしかそんなんだった。もう覚えてない