勉強ノート - 方法序説(3)

 方法序説を読み進めましたよー。今回は第3章です。納得いくまで読み込むのはなかなか疲れますな・・・。
 今回は個人的に少し納得がいかない箇所があります。

第3章 道徳上の規則

 判断が非決定の状態でも、行動が非決定にならないように3つ、4つの実践理性(=格率)を考えたよ!
 

国の法律と習慣に従う

 極端な意見を受け入れて行動した場合、たびたび「あっちにしとけば良かった・・・」なんてことが起こる。
 そういう事態を避けるために、いちばん無難な意見に従いましょう。
 で、みんなと共存/共生していく中で、いちばん広く受け入れられているルール(=国の法律と習慣)に従うのがいちばん無難だよ。

一度決めたら最後までやる

 森の中で迷子になったときのことを考えてみよう。
 闇雲に歩き回るのは危険。一つの方向にまっすぐ進むこと。
 自分で判断が出来ない場合は、もっとも起こりうるだろう意見に従うこと。で、一度従うと決めたら、途中で変更しない。後からより良い意見が出てきたとしても、実践中は変えたらダメ。完全に頓挫してから変えよう。

運命を変えるのではなく、自分を変える

 最善を尽くしても手に入らないものは、未来にも手に入れることは出来ない。
 最善を尽くして成功しないものは絶対に不可能なんだよ。
 必然を徳とする。これが大切。

行動が決まったら

 よりよい行動を取るためには、よく判断をすることが大切。
 我々の手が届く知識は確実に手に入るのだから、出来る限り正しく判断することで充分。
 あとは最善を尽くして行動するのみ!!

納得がいきませんでした

 「必然を徳とする」。これは納得できない。絶対ケースバイケースと思う!
 最善を尽くすって言うけど、最善に限界なんてないんじゃないかな。
 最善を尽くして成功しないものは、違うアプローチを考えるべき。違うアプローチがないなんてことはないっしょ。

Everything you can imagine is real.

 「あなたが想像できるすべてのものは実在する」 by ピカソ!

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